不眠症患者の夜は、早い
ニートとは“Not in Education Employment or Training”のことである。
和訳すると「学生でもなく、就職しておらず、職業訓練もしていない者」のことである。
現在僕は持病をもっており、それの回復の目処が立ってから就職しようと思っている。
「トレーニング」を「闘病」と捉えるならば、僕はニートではない。
…捉えなければ僕はニートという事になってしまう。
日本では「働く意思を持たない者」という定義もあるようだが、定かではない。
僕はニート呼ばわりをされたくない訳ではないので、細かい定義はどうでもよい。
つまり僕は、将来的に働く意思がある、という訳だ。
「明日から本気出すわ。」というポーズに取られないためにも自分の立ち位置をはっきりさせておく。
僕の病気はADHDとレストレスレッグス症候群、及びそれが引き起こす不眠である。
ADHDの方は発達障害の一種なので、治る治らないというものではない。
レストレスレッグス症候群も完治することは難しいと思う。
だが、治療によって症状を軽減はできるだろう。
主治医が言うには、不眠による脳のダメージは継続的なもので、脳のダメージが回復しなければ症状は悪くなる一方だという。
脳のダメージが蓄積している状態では、せっかく就職したとしてもうまくいくはずがない、とのことだ。
正常な(健康な)睡眠ができてから、どういう就職先がいいかを決める予定なのだ。
完全なる睡眠がいつ頃までにできるかはわからないが、それから就職の流れはある程度の予定が分かるのではないか。
就職を一旦ゴールとして見て、健康体になってからの逆算は意味がありそうだ。
早速、計算して予定を立てよう。
おっと、もう寝ないといけない時間になってしまった。
完全な睡眠をしないといけない身は辛い。
明日から本気出すわ。